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1年半というとき

昨日の拳合大会で約1年半ぶりに戦った、ミキ選手とハマグチ選手。

しかも今回は拳合ルールではなく、通常のボクシングルール。

プロを目指して頑張っているハマグチ選手とすれば、一度も勝ったことがない相手とはいえ絶対に負けられない戦いだったと思います。

結果は、予想以上の圧勝でハマグチ選手がリベンジを果たしました。

試合が終わった直後は、ミキ選手が腰を痛めたことで十分な練習を消化できなかったことも一因かと思いましたが、改めて録画映像を見てみると、ミキ選手も厳しい攻勢をかけているし、動きも悪くなかったと思います。

しかし、それ以上に全ての局面でハマグチ選手が上回っていました。

基礎体力、攻防のバランス、戦術、そしてジャブの巧みさ。
いきなりの強打で飛び込もうとするミキ選手の顎をジャブで再三跳ね上げました。

また、拳合ルールとは違い、体が激しくぶつかり合う戦いに慣れていないので、ミキ選手は打ち合いになっても押し込まれてズルズルと後退させられていました。

この押し合いがあるかないかで、競技のハードさが変わるのです。
ミキ選手は、3ラウンドの間、押しまくられて疲労困憊していたので、4ラウンド目を戦わせるのは危険と判断して試合を止めることにしました(3回終了TKO)

「ひとつの壁を越えられたような気がします」

ハマグチ選手は、ジムを去り際にそう言っていました。

かつては、一方的にやられるしかなかった相手でも、こんな風に勝てるときが来る。

彼は1年半、いい時間を過ごしてきたのでしょう。
掛けた時間と情熱は無駄ではなかった。

ハマグチ選手の自信に満ちた顔を見ていると、自分も頑張らねばと思うのです。

ミキ選手は、今後が試されるときだと思います。
これほど完膚なきまでに負けたことはなかったのだから。

負けて辞める人が多いですが、むしろ負けたときこそ強く生まれ変わるチャンス。
これを糧にもう一回り成長した姿を見られればと思います。


(MOK代表 原)
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プロフィール

MOK

Author:MOK
元MOKボクシングジム代表。

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