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ロッキー対スドウ戦 試合結果

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今回の試合はフェザー級三回戦として行われましたが、MOK特別ルールにより、実際のフェザー級の体重とは若干異なります。
また得点となる攻撃があった時は、かなり早いタイミングで試合を一時中断してカウントをとりました。

それでは試合の模様を、今回は残念ながら、写真なしでお伝えします。
何故かって?私がレフェリーをやっていたので、さすがに撮ってはいられませんでした!( ̄□ ̄;)

<MOK認定フェザー級三回戦>

ロッキーが仕事の都合の為、予定より30分遅れての開始となった。
ここらへんが、“働く男のボクシングジム、”MOKらしい。

スドウは一時間前から、ジム入りし入念なウォーミングアップとストレッチを行う。ロッキーの到着を待つ間、静かに精神統一して集中力を高める。

あわててロッキーがジムに駆けつけ、準備不足のままリングへ。
ロッキーとしては最悪の状態での開始となってしまった。

(第一ラウンド)
いつも通りに体を振ってなめらかに前進するロッキー。準備不足は感じられない。スドウのジャブをウィービングでかわすと左右フックを叩き込む。

バランスを崩したスドウに追い討ちの速攻でボディ、顔面と綺麗にコンビネーションをヒットさせ、早々とダウン(得点打)を奪う。開始15秒という、あっという間の出来事だった。

悔しさを滲ませるスドウだが、人生初のカウントを数えられると、びっくりしたように「やります、やります」と答え、慌ててファイティングポーズをとる。
ロッキーは前回の反省からか、すぐ攻勢をかけずに力をセーブしている。
時折、左右フックで攻勢をかけるが、得点打には至らない。

膠着した時間が過ぎたが、2分過ぎに再びロッキーのダイナマイトが火を吹いて、スドウが2度目のダウンを喫する。一瞬、首をうなだれるスドウだが、今度はすぐにファイティングポーズをとる。

残り30秒!しかし1ラウンド最後の攻勢を仕掛けるロッキーに、落とし穴がまっていた。後がないスドウが集中力と粘りを見せて、ロッキーのステップインに鋭いジャブを連続で浴びせる。

スドウが、このジャブで得点打を奪ったところでゴングがなる。

(第二ラウンド)
ポイントは2対1。ロッキーの一方的な展開に見えるがポイント差はあまり変わらない。今回は攻勢点やリングゼネラルシップといった灰色の部分をなくして、得点打のみを判定とした。ロッキーの方が激しい攻勢を繰り返し仕掛けているのでスタミナの消耗は激しい。

インターバルでセコンドのカトウの指示にうなずくスドウ。(ロッキーとは経験差があるので、スドウにはカトウについてもらった)
そのカトウの指示が、見事的中することとなる。

2Rもロッキーは疲れも見せず、フックを中心としたコンビネーションで追いかける。スドウはガードを固めて鋭いジャブで応戦し、時折強烈な右ストレートを繰り出すが、その破壊力を知るロッキーは警戒してしっかりブロック。だが、やがて時間の経過とともに、ゆっくりと変化が表れはじめる。

スドウのジャブのヒット率が上がってきたのだ。

カトウの作戦は、ロッキーとの打ち合いを避け、フックのスイングの出鼻をジャブで叩こうという作戦だった。ジャブは打つタイミングが大事だ。スドウは不器用だが、このタイミングを捉えるのがうまい。

このラウンド、スドウは、その強烈なジャブで得点打を2点奪い、なんと逆転してみせた。

(最終ラウンド)
遂にファイナルラウンドのゴングを迎えることとなった。
ロッキーの表情には疲労と、かつてない緊張の色が見える。
スドウも肩で息をして、疲労困憊だ。
いつもと同じ場所、闘ったことのある相手だが、なにかが違うのだろう。
二人ともいつもより疲労の色が濃い。
重々しい空気の中、最後の3分間のドラマが始まった。

明らかに運動量が落ちたロッキー。
もはや来たものに反応するのが精一杯のスドウ。

決定打もなく、このまま番狂わせでスドウの勝ちかと思われた。
だがここからロッキーが意地の猛攻を見せる。

一体どこにそんなパワーが眠っていたかという怒涛の連打で、遂にスドウのブロックをこじ開けた!(本当に凄い連打だった)

ロッキーが得点をイーブンに戻したと同時に、逆転に向けて一気に優位に立つ。攻めるロッキー!スドウも必死の抵抗で断固として降伏を拒む。

最後は、互いに破壊力を失ったパンチをもつれるように繰り出し続けて、遂に試合終了!死力を尽くした闘いは、3対3の引き分けに終わった。

<試合後のコメント>

(ロッキー選手)
相手はパンチがあるので、右だけは警戒していました。
ジャブはもらってもいいという考えでしたが、少しもらいすぎてしまいました。
(スドウ選手)
対策は練って、イメージトレーニングもしていましたが、最初は通用しませんでした。カトウさんの言うとおり、自分は打ち合う時、ガードが低いので練習して直したいです。
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明日更新します。m(_ _)m

昨日の試合の模様を伝える記事を半分ほど書いたのだが、今日は間に合いそうもないので、明日更新します。m(_ _)m
2人とも、ご苦労様でした。「まだまだMOKは態勢など整っていないジムだけれど、とにかくやってみよう」という私の考えに賛同し、試合のオファーを受けてくれたことに感謝します。今回の経験から、また新たに見えてくるものがありました。反省もあります。

その全てを次のラウンドにいかそうと思います。

(MOK代表 原)

試合は無事終わりました。

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ロッキー対スドウ 戦は、おかげさまで無事終わりました。
この試合の詳細は後日、「今日のMOK」でお伝えします。
2人とも期待通りの素晴らしいファイトを見せてくれました。
私もレフェリーとジャッジは初の経験であり、内輪とはいえ非常に勉強になりました。ロッキー選手、スドウ選手、とにかくお疲れさまでした。
そして本当にありがとう。

続報 ロッキー対スドウ  決戦前夜

闘いは明日・・・ロッキー選手は普段通り、会社から直行でジムに来ると、スーツ姿のままでサンドバッグを打ちまくる。
最後は左フック六連打を含む、激しいミット打ちでフィニッシュ。
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試合に向けて一言。「普段通りの平常心で闘いますので応援よろしく!」

試合前夜は特別な緊張感があるはず。
なかなか経験することのないことだろう。

明日の両者の健闘を祈りましょう。

続報 ロッキー対スドウ スドウ選手が最後のジムワーク

試合まであと3日。
スドウ選手の試合に向けてのジムワークは、今日でラスト。
スパーリングを代表 原と2R、ミキと1Rやり、練習を締めくくった。
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試合に向けて一言。「とにかく頑張りますので応援宜しくお願いします」

この後、入れ替わりでロッキー選手がジム入りし、代表 原と過去最高の出来の壮絶なスパーを演じてみせた。
どうなる2・26!決戦の日は近い。


続報 ロッキー対スドウ 試合への思い 

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「木曜(2・26)はカトウさん来ないんですか?」
練習が終わってから、スドウがこんなことを聞くので、「カトウは来る曜日を決めてるので木曜は来ないと思うがなんでだ?」と逆に聞いてみた。
そうですかと残念そうに呟いたスドウは、「カトウさんに今の自分を見てもらいたいんです」と答える。
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上の写真は去年の10月、入会したばかりのスドウが、カトウに基礎を習っているところを撮影したものだが、スドウは、この時のことを深く感謝しているのだという。
「恩返しじゃないですけど僕はしゃべるのが苦手だから」

だから試合を見てもらいたいのか・・・そういう気持ちがあったとはな。
リングに上がる時、どんなボクサーにも、それぞれの思いがある。
世界チャンピオン、4回戦ボーイ、プロアマを問わず、全てのボクサーにそれなりの決意や覚悟がある。MOKジムでも例外ではなかったようだ。
もしかして私は、そんなボクサーたちの決意や覚悟の姿に魅せられて、今日までボクシングを追い続けているのかもしれないと感じた。

続報 ロッキー対スドウ ロッキー選手に死角なし

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今回の試合におけるテーマは「平常心」と答えるロッキー選手。
2・26まであと一週間だが気負うことなく淡々と練習をこなしている。
静かな闘志を帯びた、その拳に死角はなさそうだ。

続報 ロッキー対スドウ スドウ選手が充実の練習。 

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ロープ3R、シャドー7R、ミット3R、2回に分けての計5Rのスパーリング、サンドバッグ5R、エアロバイク15分という密度の濃い練習をこなした充実感に、しばし酔い沈むスドウ選手。

仕事上、頻繁にジムに来れるわけではないスドウは1回の練習に全エネルギーを注ぎ込む。課題は、「スタミナ強化と打たれることを恐れぬ勇気」だそうだ。スドウは素直に殴られることが怖いという。
だが恐怖を知ってなお、闘う者こそが本当の勇者なのだ。

ロッキー対スドウ戦が2・26に決定

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今月より新しい試みとしてMOKボクシングジム内にて試合形式のスパーリングを行います。その記念すべき第一回目のカードが、ロッキー選手とスドウ選手によるフェザー級三回戦に決定しました。
日時は、2月26日(木)夜8時です。試合まであと10日ですが、両選手とも最高の試合となるよう激しいトレーニングをしています。
その模様は「今日のMOK」で、できるかぎりお伝えしていきます。

ロッキーの挑戦 PART20 元バドミントン部ロッキー

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ボクシングにマラソン、フットサルと大活躍のロッキーだが、なんと更にバドミントンまでやっていたとは知らなかった・・・( ̄□ ̄;)
本当にスポーツが大好きなんだな。

ロッキーの挑戦 PART19 フットサルロッキー

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マラソン部だけでなく、フットサルチームにも所属しているロッキー。
毎週日曜日は、ジムで15~30分ほど全力でサンドバッグだけ叩いてからフットサルの練習に参加している。どこまでもタフな男だ。

ロッキーの挑戦 PART18 プライド

2009年も順調にトレーニングに励むロッキー。
新鋭スドウを叩きのめし、もはや彼に敵うものはいないのかと思われた。

前回のスパーでロッキーに打ちのめされ、自分の未熟さに多大なショックを受けたスドウ。「自分の思い上がりに気づかされ本当に情けないです」と素直に敗戦の弁を語った。ボクシングの怖さも知ったスドウだが、彼が立ち止まることはなかった。自ら再びロッキーにスパーリングを申し込む。否、私にはスドウが自分自身に挑戦を申し込んでいるように見えた。
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<第一ラウンド>
いつもはスロースターター気味のロッキーだが、開始30秒で速攻を仕掛け、早々にスタンディングダウンを奪う!(今にして思えば、この時点でいつものロッキーではなかった)
更に左右のフックで猛攻をかけるが的確さに欠け、フィニッシュまで持っていけない。攻めあぐねるロッキー。

ラウンド中盤、ロッキーの動きに僅かの逡巡がみえた(ワンツーで攻めるか、技の選択で迷ってしまったそうだ)。その僅かの隙にスドウのカウンターが炸裂する。右ストレート・・・鉄の拳だ。
ロッキーの体が縦に揺れ、表情が一変する。即時、スタンディングダウンで止めるが、ロッキーの顔にはパンチのダメージよりプライドを傷つけられたことによる怒りと焦りがありありと出ていた。
再開すると、狂ったように強打をねじ込むロッキー。スドウも必死にパンチを返す。あまりの激しさに、練習を終え着替えていたカトウがすっ飛んできて、ロッキーに声をかける。「どうした、落ち着け!ロッキー」
<第二ラウンド>
ロッキーの炎は鎮まらない。得意のボディブローが出ず、大振りのパンチを顔面に集中する。1分過ぎたあたりから、ロッキーが急激に失速する。スウィングのスピードが落ちて手数が出なくなってきた。スタミナ豊富で後半に強いロッキーでも理性を失えば、こうなってしまうのだ。
体力が落ちたところにスドウの鉄の拳が打ち下ろされる!
おそらくロッキーは倍のダメージを感じているだろう。
だがスドウもまた必死だった。スタミナが切れてもとにかく打ちまくった。
そして、お互い死力を振り絞った2ラウンド終了のゴングが鳴る。

前回、やられてしょげかえっていた男の顔にはプライドが甦っていた。
ロッキーもまたプライドゆえに心を乱してしまったことを素直に反省し、改めて心のあり方について学んだことだろう。




プロフィール

MOK

Author:MOK
元MOKボクシングジム代表。

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